子育てコラム

子どもを成功へ導く教育の第一歩は「自信」

2021年12月14日 5:00

目次

    困難から立ち直るには「自信」が必要

    子どもはできないことに直面すると、途中でくじけたり、諦めてしまったりすることがあると思います。

    大きくなって親の力が及ばなくなった受験や就職活動、仕事で失敗をしてしまうと、立ち直ることができなくなってしまうのは親として避けたいものです。

    どうしたら自信を身につけることができるのでしょうか。

    子どもに自信の灯をともしたリンカーンの母

    アメリカ合衆国第16代大統領として奴隷解放を目指し、南北戦争を戦ったエイブラハム・リンカーン。

    リンカーンはアメリカのケンタッキーにあるとても貧しい家に生まれました。学ぶことが好きだった彼ですが、両親は無学の労働者でした。父は大工でした。母ナンシーは、彼を教育するために身を粉にして毎日働いたそうです。

    母親のナンシーですが、幼いリンカーンにはいつも本を読んであげていたといいます。リンカーンは読書家であることでも有名です。彼はきっとたくさんの読書のなかで多くのことを学んだことでしょう。

    独学で政治をこころざしたリンカーンの演説は、ほとんどが、聖書からの引用であったそうです。

    このことから、母ナンシーの生きる姿がリンカーンにどれほど大きな影響を与えていたかを知ることができます。

    リンカーンに自信を与えた母の言葉

    彼の家はとても貧乏でした。リンカーンが学校に上がるころ、彼の服装は同年代の子どもたちのからかいの的でした。きれいな服を着ることができず、いつもみすぼらしい恰好をしていたからです。

    ついにからかいに耐えかねた彼が母ナンシーに訴えかけたとき、彼女は彼を抱き寄せてこんな言葉を返したといいます。

    「息子よ、まずこの家の家計を考えねばなりません。
    わたしたちは裕福ではないのです。
    家族みなが食べてゆくことさえ思うままになりません。
    そんな状態なのに、あなたはきれいな服が欲しいと言えますか?
    自分の家の状態にふさわしくふるまいなさい。
    いずれあなたは自分にふさわしい状態になります。
    他の人の言葉にいじけてはなりません。
    自信をもって生きなさい。
    自信こそすべての成功の根源です

    このとき以来、リンカーンは大いなる自信を持ち続けたといいます。

    経済的に裕福でないためにくじけそうになってしまうときにも、彼は決して自信を失わずにたゆまぬ努力で勉学を続けました。

    成人してからもたくさんの不幸な出来事を経験しながらも、挫折を乗り越えて数々の偉業を成し遂げた彼の原点は、母ナンシーから貰ったたくさんの愛情だったのですね。

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