子育てコラム

変化を成長に変えるためのリラックス状態とは?

2021年12月14日 5:00

変化に対する不安とリラックスの状態

生きていくうえで、特に子どもにおいては、多くの環境の変化、自身の変化に直面します。

その変化に向き合うとき、不安な状態とリラックスした状態で、どのような変化があるのでしょうか?

今回は、その違いについて考えてみたいと思います。

リラックス状態で変化を受けとめる

何か変化が起こったとき、不安な状態だと、変化をどのように受けとめるでしょうか?

今より事態を悪くする可能性を避けたいあまり、通常は、できるかぎり現状維持という安全地帯を選択するようになってしまいがちです。この変化を、実りある「やりがいのある成長だ」ととらえるのには、変化そのものを「プラスの経験である」と認識しなくてはなりません。

この変化を受けとめるときの基本的段階で、充分リラックスできていれば、あなたの全エネルギーが変化をポジティブに受けとめ、さらなる成長のためにチャレンジする方向へと、意識を向けていくことができるようになります。

リラックスしている状態とは

「充分にリラックスしている状態」とは、単に「のんびり」していることではありません。

それどころか、どんな方向にも、どんな次元にも、いつでも離陸できる「ヨーイ」の姿勢をとっているということなのです。

不安とリラックスは両立しないので、リラックスすれば、結果的に不安は消えます。

変化を恐れるというようなネガティブなとらえ方をせず、ポジティブにとらえれば、恐れを感じるわけがないのです。

子どもはもともと変化に順応しやすいものです。変化とは、言い換えれば「成長」です。

変化なくしては、確かな自信も、より大きな認識力も得られませんし、進化さえもありません。変化は人間にとって、絶対に必要なものなのです。

変化を理解する力を養うための視覚化

変化というものを理解する力は、リラックスした状態で自分の将来を視覚化(イメージ)することで、日一日と強化できます。

視覚化によって、トラブルや問題は、自分の目標と対極にあるものと見なされ、結果的に克服されていきます。

目標が見事に達成されるところをイメージすることによって、変化は将来に対する大きな喜びにつながる、ポジティブなものに変わります。

こうなれば、人生に対する前向きの欲求が強まり、その姿勢が将来にわたって確立されることさえあります。

自分が求める方向の変化は、きわめて自然に起こるようになり、それを楽しみにできるようになっていきます。

つまり、プラスの期待、何かよいことが起こるぞという「確信」が形成されるのです。

願望を視覚化する方法を身につければ、あなたにとって、不慣れなものもすっかり慣れたものになり、気がついたときには、それはあなた自身のものになっているというわけなのです。

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